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ウーマンラッシュアワー・村本よりも“イタい”国会議員たち ケント・ギルバート ニッポンの新常識

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クリスマスの数日前から年始にかけて米国に帰り、ユタ州の自宅で家族とのんびり過ごした。日本に戻ると、ネット上では、元日未明にテレビ朝日系で生放送された討論番組「朝まで生テレビ!」の話題で持ち切りだった。

お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔の発言が、大炎上していたのだ。

カリフォルニア州弁護士を名乗る私が、同番組の違法アップロード動画を隅々まで見るわけにもいかないし、時間もない。だから、この件は断片的な間接情報しか持っておらず、発言の時系列も知らないことを断っておく。

村本は「非武装中立」を掲げて、「(沖縄県・尖閣諸島は)取られてもいい」などと発言した。さらに、出演者から「(中国が)沖縄をくださいと言ったら、あげるのか」と問われ、「もともと中国から、取ったんでしょ」と答えたようだ。

日本国憲法第9条2項も「読んだことがない」と発言。東京大学大学院の教授から「少しは自分の無知を恥じなさい」と言われると、「視聴者の代弁者だから。テレビはそうなんですから」と反論したという。

8日放送のネット番組「アベマプライム」での村本の発言によると、彼は自分の無知を自覚したうえで「朝まで生テレビ!」に出演し、あえてその立場で発言したようだ。

日本に生まれて自虐的な学校教育を受け、「反戦平和」ばかりを唱える新聞やテレビを長年見ていたら、誰もが国防や領土問題について、無知で無関心な大人になる。無知を開き直る態度はいただけないが、彼だけを責めるのは酷だと感じた。

そもそも日本には、近年の世界情勢の激変には目もくれず、「憲法9条を守れ!」とだけ言い続け、美辞麗句で無知な国民をだまして、国会議員を何十年も続けている人々がいるではないか。自衛隊と日米同盟を廃止して「非武装中立にすべきだ」などという荒唐無稽な持論をテレビで口にしても、日本では引き続き国会議員や弁護士、キャスターなどの要職を続けられる。こちらの方が大問題だ。

村本は前述のアベマプライムで、「こんなにも日本の領土についての意識が薄いヤツがテレビ出ていた。だからもう1回、家で尖閣が何で日本のものなのか、なぜ沖縄ってこうなんだろうと話し合えばいい。あそこで僕が間違えた発言をして怒られなかったら、ネットニュースにもならずに終わっていた。こんなヤバい、イタいヤツがいると言って、学んでくれたらうれしい。僕も学ぶ。明日も(国際政治学者の)三浦瑠麗さんに憲法を教えてもらう」と話していた。

彼の爪のあかを煎じて飲むべき国会議員の名前が何人も頭に浮かんだ。

■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

ウーマンラッシュアワー村本大輔の「沖縄は元々中国から取った」発言に批判が殺到

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ネットでは「発言する以前に勉強不足」「沖縄の人の気持ちも汲もうね」など批判が殺到